家づくりで一番大切に考えていることは、「心も身体も健康に」暮らすことだと思っています。
いくら良い間取りやかっこ良い外観であっても、ハウスダストやホルムアルデヒド等の化学物質が体に悪い影響を与え、健康を損なっては日々の暮らしが辛くなってしまいます。
私自身も幼少期に蕁麻疹に悩まされた経験から、アトピーや喘息などを患っている方の辛さがわかります。無垢の床材や建具を使用したり室内の珪藻土なども化学物質が含まれていない物を使用する等、健康に配慮した家づくりを最も大切にしています。

家と庭を一体で考え、「光・影・風・緑」が感じられる設計をすることで、日々の暮らしに安らぎと潤いがもたらされます。
例えば内と外とも言えないような守られた場所で、静かな木漏れ日と心地よいそよ風のなか、草木の香りや揺らぎを感じ、鳥のさえずりを聞きながら愛する家族と朝食をとる、そんなシーンが当たり前の日常としてある暮らしを思い浮かべてみてください。

住み心地の良い快適な居住空間であることはもちろん、室内の一部にちょっとした“ 芸術的”な部分を設けることで、何気ない日々の暮らしに彩りとインパクトが生まれ、オンリーワンの住まいへの愛着も高まります。
家が出来てから写真や絵画等を飾り付けるのも良いと思いますが、芸術のプロがデザインした模様を施した塗り壁や、芸術のプロが制作したオブジェを埋め込む等、家づくりの段階だからこそできる「アートを取り入れた家づくり」を行うことで、唯一無二な家づくりを手掛けていきます。